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防水性能がアップした電子書籍端末「Kobo Aura H2O Edition 2」発売、新フロントライト技術でブルーライト自動調整

「Kobo Aura Edition 2」も国内販売開始

 楽天株式会社の子会社であるカナダRakuten Koboは、電子書籍端末の新機種「Kobo Aura H2O Edition 2」を日本やカナダなど11カ国で5月23日に発売する。日本での価格は1万8500円(税別)。また、海外で先行販売している電子書籍端末「Kobo Aura Edition 2」も同じく23日より日本で販売する。価格は 1万2800円(税別)。

 Kobo Aura H2O Edition 2は、2015年2月に発売された「Kobo Aura H2O」の後継機種。端末内部に塗布されたコーティング技術による防水機能「HZO Protection」と、ブルーライトの放出量を自動的に調節するフロントライト技術「ComfortLight PRO」を新たに搭載した。Kobo Aura H2OもIP67等級の防じん・防水機能を備えていたが、HZO Protectionでは、USBポートのカバーなしに水深2メートルで最大60分間の防水が可能なIPX8等級の防水機能を実現している。

 Kobo Aura H2Oと同サイズの6.8インチE Inkディスプレイ(1440×1080ドット、265ppi)を搭載。内蔵メモリは倍の8GBに増量され、書籍約6000冊、コミック約120~300冊分を保存可能。本体サイズは約129×172×8.8mm(幅×高さ×厚さ)、重量は207g。厚さが0.9mm、高さが7mm、重さが26g減っている。

 バッテリーは、ライトとWi-Fiをオフにした状態で1日30ページ(約30分)読書した場合に数週間持続する。また、アクセサリーとして専用カバー(ブラック)も3480円(税別)であわせて発売する。

 Kobo Aura Edition 2は、2016年8月に発表され、海外で先行発売されている6インチE Inkディスプレイ(1024×768ドット、212ppi)を搭載する電子書籍端末。「Kobo Aura」の後継機種で、内蔵メモリ容量は変更なく4GB。書籍約3000冊分、コミック約60~150冊分を保存可能とされる。フロントライトも引き続き搭載する。

 本体サイズは111.0×155.3×9.0mm(幅×高さ×厚さ)、重量は180g。Kobo Auraとの比較では幅が3mm減ったが、高さは5.3mm、厚さが0.9mm、重量が6g増えている。カラーバリエーションはピンクがなくなったが、オプションとしてレッド、ブルー、ブラックの3色の専用ブックカバーを3480円(税別)で販売する。