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「WannaCry」感染デモ動画をIPAが公開

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、同一ネットワーク内の2台のWindows 7搭載PCがランサムウェア「WannaCry」に感染が拡大する様子を記録した動画「ランサムウェア『WannaCry (WannaCryptor)』感染実演デモ(2分37秒)」をYouTubeのIPAチャンネルで公開した。

 動画では、画面左の「PC1」が「WannaCry」に感染すると、保存されたファイルを暗号化したファイルが作成され、身代金の支払いを要求する画面が表示される。続いて、暗号化前の元のファイルが削除される。

 これと並行して、「SMB v1」の脆弱性「MS010-017」に対するセキュリティ修正プログラムを適用していない画面左の「PC2」へと感染が拡大する様子が捉えられている。