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フィッシングの報告が急増、1カ月で1100件に、Appleをかたるメールが特に増加
2017年9月1日 17:01
フィッシング対策協議会は、8月に寄せられたフィッシング報告の集計結果を公開した。報告は8月に急増しており、7月から521件増の1100件だったという。
協議会では、Appleをかたるフィッシングメールについて8月24日と8月30日に緊急情報を出している。同様に7月5日と7月13日にも緊急情報を出していたが、8月の報告は、その7月と比較しても報告が急増しているとのことだ。
また、LINEをかたるフィッシングについても、7月に続いて多く報告されている。また、仮想通貨関連サービスのフィッシングサイトも少数ながら報告されているという。
このほかにも、多くの種類のフィッシングメールの報告を受けており、フィッシングサイトへ誘導するURLが記載されたドキュメントファイルが添付されたメールが多く報告された。
8月のフィッシングサイトのURL件数は7月から341件増加の957件だった。また、8月にフィッシングで悪用されたブランドの件数(海外を含む)は、7月から7件増加し、24件だった。