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EvernoteとSlackが連携、コマンド入力でノートの保存・検索が可能に

EvernoteとSlackが連携、コマンド入力でノートの保存・検索が可能に

 Evernoteは、メッセージアプリ「Slack」との連携機能を公開した。

 「/note」コマンドを使うと、Slackからアプリを切り替えることなくEvernoteにメモを書き出したり、ToDoリストやリマインダーを作成できる。作成したノートはノートブックに保存され、以降、/noteコマンドを実行するたびに、入力したテキストが同じノートに追加される。コマンドで作成したノートは自分のみが閲覧でき、Slackの会話相手には表示されない。

EvernoteとSlackが連携、コマンド入力でノートの保存・検索が可能に

 「/clip」コマンドは、Slack上の会話(画像・PDFなどの添付ファイルを含む)をEvernoteに保存できる。日付や期間、特定のメッセージの指定ができるため、例えば「/clip June」で6月すべてのメッセージ、「/clip since 2017-06-25」で2017年6月25日以降のすべてのメッセージをEvernoteに新規ノートとして保存できる。

EvernoteとSlackが連携、コマンド入力でノートの保存・検索が可能に

 「/find」コマンドでは、Slack内から自分のEvernoteのノートを検索できる。例えば、「/find プレゼン資料」と入力すると、タイトルまたは本文に「プレゼン資料」という単語を含むノートを検索し、関連性の高い上位3個のノートを表示する。検索結果の下に表示される「ここに投稿」ボタンをクリックすると、該当のノートをSlack上で共有できる。また、ノートのURLを直接貼り付けて、最大4000字のプレビュー表示も可能。画像が含まれる場合は、その中で最も大きい画像が表示される。

EvernoteとSlackが連携、コマンド入力でノートの保存・検索が可能に