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「LPWA」で児童見守りサービス、KDDIと中部電力が実証実験を開始
2017年10月30日 15:07
KDDI株式会社と中部電力株式会社は、豊田市立中山小学校(愛知県豊田市)の学区内において、長距離無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」を活用した児童見守りサービスの実証実験を11月1~30日に実施する。対象は同小学校の児童約60人とその保護者。
児童が携帯する小型通信端末で測位した位置情報を、LPWAを活用してサーバーに送信することで、家族のスマートフォン/PCから児童の現在位置や移動履歴、通過時間を確認できる。また、児童がよく訪れる地点や危険場所の登録・表示、各地点への到着・出発情報をメールで通知する機能も利用可能。
同実証実験では、「下校時間が遅くて心配」「一人で習い事に通わせるのが心配」といった保護者のニーズに応えることを目的としたもの。KDDIが学区内の通信環境の整備、中部電力が専用ウェブ画面の開発および実証運営を担当する。