ASUS、ゲーミングWi-Fiルーター「GT-AC5300」「RT-AC86U」の2機種を24日発売

　ASUS JAPAN株式会社は、最大通信速度2167MbpsのIEEE 802.11ac/n/a/g/b対応無線LANルーター2機種を24日より発売する。ともに価格はオープンだが、予想実売価格はトライバンドの「ROG Rapture GT-AC5300」が5万5000円前後、デュアルバンド「RT-AC86U」が2万8000円前後。

　GT-AC5300は、CPUにBroadcom BCM4908（クアッドコア、1.8GHz）、1GBのDDR3メモリを搭載。8本の外付けアンテナを装備しており、4×4のMU-MIMOとNitroQAMに対応。11n接続時の最大通信速度は1000Mbpsとなる。

　背面にはギガビット対応の有線LANポート×8、WAN×1を搭載し、うち2ポートはリンクアグリゲーションに対応する。また、USB 3.0ポート×2も搭載する。

　RT-AC86Uは、CPUにBroadcom BCM4906（デュアルコア、1.8GHz）、512MBのDDR3メモリを搭載。外付け3本、内蔵1本のアンテナを装備しており、4×4のMU-MIMOとNitroQAMに対応。11n接続時の最大通信速度は750Mbpsとなる。

　背面にはギガビット対応の有線LANポート×4、WAN×1を搭載。また、USB 3.0ポート×1、USB 2.0ポート×1も搭載する。

　いずれの製品も、独自開発のゲーマーズ・プライベート・ネットワークを利用してオンラインゲームプレイ時のパケットの損失やタイムラグを改善する「WTFast」や、ビームフォーミング機能を提供する「AiRadar」、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術により、不正なウェブサイトへのアクセスをブロックしたり、デバイスの脆弱性を突いた外部からの攻撃の通信を遮断する「AiProtection」にも対応する。

　本体サイズ（幅×奥行×高さ）と重量は、GT-AC5300が245×245×65mmで1880g、RT-AC86Uが220×83.3×160mmで872g。