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法人向けONVIF対応ネットワークカメラ「スマカメProfessional」2製品、プラネックスが発売

PoEスイッチやPoEアダプターとのセットモデルも

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、法人向けネットワークカメラとして「スマカメProfessional」シリーズ2製品を発売した。ドームタイプの「CS-QP50F」、バレットタイプの「CS-QP80F」とも、価格はオープン。

 両製品とも、月明かり程度となる最低被写体照度0.1ルクスの低照度性能を持つ200万画素のソニー製1/2.7インチCMOSセンサー「IMX323」の採用により、1920×1080ピクセル、25fpsのフルHD動画を記録可能。圧縮形式はH.264となる。

 カメラの画角は対角85度、垂直66度、水平75.7度。動体検知をメール通知したり、その際の静止画をFTP送信する機能も搭載する。周囲の明るさに応じて自動で切り換える赤外線暗視機能は、CS-QP50Fが20m、CS-QP80Fが30mまでの撮影が行える。

「CS-QP50F」
「CS-QP80F」

 本体には100BASE-TX LANポート×1に加え、スピーカー・マイク端子を搭載しており、遠隔地と映像を見ながら会話が行える。無料で利用できるAndroid/iPhone/Windows/Mac専用アプリ「スマカメ」による映像や音声のモニタリングも可能。

 このほか、保護等級IP66に相当する防水・防塵対応となるほか、IEEE802.3af準拠のPoE受電に対応しており、有線LANケーブルのみでカメラへ電源供給が可能。また、「ONVIF(Open Network Video Interface Forum)」によるカメラの検出と映像のモニタリングにも対応する。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、CS-QP50Fが110×110×72mmで355g、CS-QP80Fが 64×64×210mmで363g。

 なお、2製品とも、PoEスイッチ「FX-0404IMP2」をセットにした「CS-QP50F-IMP2(円)」「CS-QP80F-IMP2」と、PoEアダプター「ING-ADE3AT」をセットにした「CS-QP50F-ING」「CS-QP50F-ING」の各モデルをあわせて発売する。いずれのセットモデルにも、Windows専用アプリ「スマカメPro(参考価格:2万2800円)」がバンドルされる。

「CS-QP50F」とPoEスイッチ「FX-0404IMP2」のセット「CS-QP50F-IMP2」
「CS-QP80F」とPoEアダプター「ING-ADE3AT」のセット「CS-QP50F-ING」