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D-Link、屋外設置可能なONVIF対応ネットワークカメラ2製品「DCS-4802E」「DCS-4703E」

 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は、IP66の防塵防水規格により屋外設置可能なONVIF対応ネットワークカメラ2機種を発売した。価格(税別)は「DCS-4802E」が2万7800円、「DCS-4703E」が2万9800円。

 DCS-4802Eは、天井取り付け用途向けの固定ドーム型、DCS-4703Eは壁面取り付け用途向けのコンパクトなミニバレット型で、前者は2メガピクセル、後者は3メガピクセルの1/3インチCMOSセンサーを搭載する。

 また、DCS-4802Eは、本体を動かさずにパン&チルト可能な機能を備える。一方のDCS-4703Eは10倍デジタルズームに対応する。

 両製品とも、給電はPoEのみ。また、ONVIFに対応しており、同社のネットワークビデオレコーダー「DNR-312L」では同時に9台までH.264またはMJPEG形式でフルHD(1920×1080ピクセル)動画を録画可能。動体検知機能や、映像の一部を選択してマスクすることでプライバシーを保護できるプライバシーマスク機能なども備える。

 このほか、日中の撮影時に発生した逆光による画像の黒つぶれや白とびなどを自動補正するワイドダイナミックレンジ機能や、暗所撮影時のノイズを軽減する3Dデジタルノイズリダクション機能を搭載する。本体にはIR LEDを内蔵しており、最低照度0ルクスでも約20mまで撮影が行える。

 本体サイズ(直径×高さ)と重量は、DCS-4802Eが65×164.7mmで430g、DCS-4703Eが113×85mmで370g。いずれも100BASE-TX LAN×1ポートを備える。