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拡散中の“偽”請求書メールは件名が10パターン以上、添付のExcelファイルに注意、ウイルス感染の恐れ

2018年5月10日 18:16

　請求書メールなどを装ったウイルス付きメールが出回っているとして、一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター（Japan Cybercrime Control Center：JC3）が注意を呼び掛けている。

　送信日が5月8日のものとしては、以下の件名のパターンがある。

　本文は「いつもお世話になっております。下記、注文請書・請求書をお送り致します。ご査収の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」で始まり、添付されたExcelファイルを開かせようとするもの。

　JC3によると、添付ファイルはマルウェアを実行するコードが埋め込まれている場合があり、マクロの実行を有効化すると、金融機関関連情報を窃取するマルウェアに感染する恐れがあるという。感染後は、インターネットバンキングの不正送金などの被害に遭う恐れがあるとしている。

JC3の注意喚起情報ページより

　このほか、5月9日に送信されているものとして、以下の件名が確認されている。

　本文は「【注】請求書の画面表示をされましたら必ず印刷もしくはデータ保存をお願い致します。」で始まり、添付されたExcelファイルを開くと、ウイルスに感染する恐れがある。

JC3の注意喚起情報ページより