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AIで犬・猫だけを見守るサービス「ペットみるん」登場、食事やトイレの回数も自動でレポート

 東京電力エナジーパートナー株式会社は、IoTサービス「TEPCOスマートホーム」にペットの見守りサービス「ペットみるん」を追加し、5月21日より提供を開始した。料金は月額1350円(税込)で、利用初月は無料。別途、ネットワークカメラのレンタル費用あるいは購入費用が必要になる。

 ペットみるんは、ネットワークカメラで撮影した映像の中から、ディープラーニングを活用することでペット(犬と猫が対象)が写る映像だけを抽出して飼い主のスマートフォンに届けるサービス。解析した結果画像は、タイムライン形式で1分以下の動画とメッセージが添えられた状態でアプリに通知され、留守中のペットの普段見ることのできない一面を見ることができるとしている。また、ペットの水飲み場、ごはん場所、トイレの場所を設定することで、1日に何度その場所に立ち寄ったかを画像解析し、グラフ化するレポート機能を搭載。記録される動画・画像はクラウド上で半年間保管される。

「ペットみるん」の使用イメージ

 このほか、リアルタイムでペットの様子を確認できるライビュー機能、TwitterやInstagram、Facebookへ動画・画像の共有が可能なアルバム機能も利用できる。なお、ペットみるんの専用アプリは、現在iOS版のみの提供となっているが、Android版アプリも今夏リリースされる予定。

スマートフォンのアプリ機能

 ペットみるんで使用するネットワークカメラは、アイ・オー・データ機器のマルチセンサー(動作検知、人感、音、気温、湿度)搭載型の「TS-WRLP」。販売価格(税込)は1万3500円だが、レンタルサービスも提供されている。レンタル料金は初回手数料が1080円(税込)、到着月翌月より月額540円(税込)。

アイ・オー・データ機器のネットワークカメラ「TS-WRLP」

 サービスの提供開始に伴い、最大2カ月間サービス料金が無料となる「体験モニターキャンペーン」も実施する。実際にサービスを使用した感想などをアンケートで回答し、SNSでシェアしたユーザーが対象になる。