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OBCの会計サービス「勘定奉行クラウドi Sシステム」、管理会計機能で経営状況の見える化を支援
2018年7月13日 17:40
株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は13日、管理会計機能を備えたクラウド型業務ソフトウェア「勘定奉行クラウドi Sシステム」を発表した。集計軸を柔軟に変更し、ユーザー企業の経営状況を見える化できるという。
会計ソフトウェア「勘定奉行シリーズ」では、もともと、管理会計のための科目体系や部門体系といった集計軸の自由設計、複数予算管理、共通費の実績配賦機能など、企業独自の視点で分析を行える、さまざまな管理会計要件を網羅した機能を提供していたという。
今回提供する勘定奉行クラウドi Sシステムでは、税務申告用の科目体系や部門とは別に、管理会計用や分析用の科目体系・部門を管理可能にしており、管理会計用の科目体系・部門を用いて、分析帳票や予算実績管理帳票の出力を行えるという(管理会計の部門対応は2018年秋以降の提供予定)。
また、予算は3次予算まで管理でき、登録した予算はExcelに出力することが可能。配賦基準を数値・時間・実績金額の3種類から選択した配賦パターンを、無制限で登録することもできる。操作も容易に行えるように配慮されており、例えば予算の登録は、Excelテンプレートを取り込むだけの簡単な操作で了するとしている。
さらに、データがクラウド上に保管されていることから、経営者との情報共有がやりやすくなっている点もメリット。クラウド上のデータをもとに、税理士や会計士などに経営状況を分析してもらい、経営のアドバイスや支援を求めることも可能とした。
価格例は、1ライセンスの場合で年間21万円から。別途、5万円の初期費用がかかる。