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件名「Amzon」など、Amazonを装うフィッシングメールが拡散中
誘導先のサイトのドメインは「amazno」「amazen」「amazom」「amzeon」など
2018年10月22日 15:00
Amazonの偽サイトへ誘導してログイン情報などを詐取する、Amazonを装うフィッシングメールが拡散されているとして、フィッシング対策協議会が注意を促している。
フィッシングメール本文は、ユーザーのAmazonアカウントにセキュリティ上の問題があるとして利用を一時的に停止し、再開にはアカウント情報の確認が必要だと不安を煽る内容になっている。フィッシングメールはHTML形式で書かれており、表示されたURLと実際にアクセスするURLが異なるように偽装されているものも確認された。
誘導先の偽サイトのドメインは「amazno-●●●●.com」「amazon-●●●●.cc」「amazen-●●●●.bz」「amazom●●●●.jp」「amzeon-●●●●.com」「amazon-japan-●●●●.com」などがあった。
また、フィッシング対策協議会では5種類の件名を確認しており、一部ではメール受信者の氏名あるいはメールアドレスが記載されているものや、冒頭に「Amzon」などと表記されているものがあった。具体的なメールの件名は以下の通り。
- お使いのAmazon IDがロックされます!サービス番号:
- お使いのAmazon IDがロックされます![受信者のメールアドレス]
- Amzon - 親愛なるお客様,セキュリティリスクのため、お客様のアカウントは停止されています。
- Amzon - 親愛なるお客様:[受信者の氏名],アカウントにセキュリティリスクがあります。
- [受信者の氏名]Amazonアカウントのサードパーティのログイン。 変更してください
フィッシング対策協議会では、このような偽サイトで、ログイン情報(メールアドレス、携帯電話番号、パスワードなど)、クレジットカード情報(カード所有者の氏名、カード番号、有効期限、セキュリティコードなど)、個人情報(氏名、住所、電話番号、生年月日など)を絶対に入力しないよう呼び掛けている。