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バッファローの外付けHDD故障予測サービス「みまもり合図」に障害、原因究明中
2019年2月21日 18:08
バッファロー株式会社は、外付けHDD故障予測サービス「みまもり合図」に障害が発生したと発表した。対象はみまもり合図の対応品全て。Windows/Mac版ソフトの全バージョンも含まれる。
みまもり合図は、HDDのS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報をクラウドに蓄積し、HDDの状態判定をABCDFの5段階のランクで通知するサービス。Windows/Macに対応する専用ソフトウェアをインストールしておくと、外付けHDDの劣化が進行した際に通知する。
2月15日ごろにみまもり合図のクラウド側障害により、サービスが利用できない現象が発生。ユーザー側のネットワークに問題がない場合でも、みまもり合図に「ネットワーク通信でエラーが発生しました」という画面が表示されるほか、HDDのランク情報が表示されない現象が起こる。また、サポートからの通知も表示されないという。
この障害によりHDD本体のランク情報が変動したり、故障が発生することはないという。原因究明およびサービス復旧後、改めて報告するとしている。
【記事更新 2019年2月22日 18:50】
「みまもり合図」に障害が発生していた問題だが、21日夜に復旧した。
バッファローによれば、複数のHDDが送信したS.M.A.R.T.情報をクラウド側で同時処理する回数が上限値に達したため、遅延が発生したという。
クラウド側の処理能力の上限値を引き上げることで対策を取ったが、今後も上限値については見直しを行うとしている。