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M.2スロット×4のみのコンパクトな10GBASE-T対応NASキット「TBS-453DX」、テックウインドが発売
2019年3月5日 14:01
テックウインド株式会社は、10GBASE-Tに対応し、M.2スロット×4のみを装備するコンパクトなNASキット「TBS-453DX」を3月9日に発売する。市場想定価格は7万7000円(税別)。
「NASbook」というコンセプトで設計されており、SATA接続のM.2スロット×4のみを装備するB5サイズのコンパクトさと、ノートPCなどで採用例の多いシロッコファンの搭載による静音性の高さが特徴。
CPUには、ファンレスで動作するCeleron J4105(クアッドコア、1.5GHz)を採用。AES-NIハードウェア暗号化と、4K動画のリアルタイムトランスコードにも対応する。メモリはDDR4 SO-DIMM 2GB×2(最大4GB×2)を搭載する。
NAS用OSの「QTS 4.4.0」を搭載し、QTS App Centerで配布されている「Roon Server」アプリの動作もサポート。NAS内の音楽ファイルを対応デバイスからPCレスで再生できる。
また、最大20までのクラウドストレージをマウントし、オンライン検索を実現するファイルレベルのゲートウェイ「CacheMount」と、ブロックレベルのゲートウェイ「VJBOD Cloud」により、ファイル転送を効率化することで、シームレスにファイルをバックアップ/復元できるハイブリッドクラウド環境を構築できるという。
背面には、前面にUSB 3.0×2、背面に10GBASE-T LAN×1、1000BASE-T LAN×1、4K出力に対応するHDMI 2.0×1、USB 2.0×4の各ポート、右側面にUSB 3.0×1を装備する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は230×165×30mm、重量0.8kg。65Wの外部電源アダプターが付属する。