人々のデジタルスキル底上げへ、Googleが無償のトレーニングプログラム提供開始

　Googleは22日、多くの人のデジタルスキル習得をサポートをするために、デジタルスキルトレーニングの提供を開始すると発表した。「Grow with Google」プロジェクトの下、日本国内で2022年までに1000万人にデジタルスキルトレーニングを提供するという。オンラインで受講できる「オンライントレーニング」と、セミナーやイベントなどの「対面式トレーニング」の2つを用意し、いずれも無償で受講できるようにする。

　同プロジェクトの開始時点で、「ビジネス向け」「個人向け」「学生・教育者向け」「スタートアップ向け」「デベロッパー向け」の5つのカテゴリーを用意。例えば、「はじめてのデジタルマーケティング」「はじめての働き方改革」「はじめてのAI」といったトレーニングプログラムを提供している。

　また、対面式トレーニングとしては現在、各地で開催予定のビジネス向けセミナーの受講申し込みを受け付けている。

　なお、Googleでは「日本全国の様々な領域の皆様のデジタルスキルを底上げすることは、当然ながらGoogle 1社でできることではありません。Grow with Googleでは、『Grow with Googleパートナー』と呼ばれる企業・団体・個人の皆様と協力させていただきながら、より多くの方にトレーニングを受けていただくことを目指します」としており、このパートナーに関して興味のある企業・団体・個人からの問い合わせを受け付けている。