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WeWork、企業がフロア単位で利用できるサービス、東京・神田と竹橋で提供へ

WeWork Japanのウェブサイト

 WeWork Japan合同会社は、フロア単位でワークスペースが確保できるサービスを新たに開始すると発表した。2020年3月に東京・神田エリア、4月には同じく竹橋エリアの拠点にて開始する。

 フロア単位でワークスペースを確保するサービスは、WeWorkが展開する海外の拠点では2018年から提供。入居する企業のプライバシー、自社ブランディング、柔軟性が確保できるとしている。

 フロア単位でワークスペースを契約すると、企業ごとにカードキーを発行。フリーアドレスのデスクとして活用できるコミュニティエリアやパントリーも含まれているため、これまでよりもセキュリティやプライバシーが確保できる。

 また、WeWorkが事前に用意した家具やスペースのカスタマイズが可能。例えばオフィスの入り口に企業ログを掲げるなど、これまでよりも自社のブランディング力が高められる。

 契約期間は、一般的なオフィスよりも短く、1年からとなっているため、フロア単位でワークスペースを確保しても、これまでのWeWorkのサービスと同様にオフィスの拡大や縮小など柔軟に対応できる。

 このようにフロア単位の契約は、WeWorkが提供しているほかのワークスペースよりも自由度が高い。しかし、Wi-Fiなどのインフラや家具があらかじめ設置されているため、入居までの時間が短いというWeWorkの特徴はそのままだ。