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「SAO アリシゼーション WoU」と内閣サイバーセキュリティセンターがタイアップ、セキュリティ啓発活動に向けて

秋葉原で特別イベントも実施

©川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

 サイバーセキュリティに関する普及啓発活動「サイバーセキュリティ月間」が2月1日から3月18日まで実施される。同期間中は、政府や関連機関・団体などが参加し、イベントを全国各地で開催するほか、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)では、「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」(SAO アリシゼーション WoU)とのタイアップを行う。

 今回の企画では、製作委員会であるSAO-A Projectの協力により、同作品のキャラクターを用いたポスターやインターネットバナーの作成と配布、特設サイトの公開によって、サイバーセキュリティ月間の周知を行う。また、3月8日には秋葉原にて特別イベントも実施する予定。

 今回のタイアップキーワードは、「この世界(インターネット)を守るため、意志ある者よ、たちあがれ!」。SAO アリシゼーション WoUでは、AIが人間と同じように育つ仮想世界「アンダーワールド」を舞台に、主人公・キリトと仲間たちが、敵の侵攻から仮想世界を守るために立ち上がる物語。作中のキャラクターたちのように、「意志を持ってサイバーセキュリティへのアクションを起こし、インターネットの世界を守っていただきたい」としている。

 アニメとのタイアップは、2016年の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C)」、2017年の「劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」、2018年の「BEATLESS」、2019年の「約束のネバーランド」に続くもの。

 なお、NISCではサイバーセキュリティの重要性を周知するための「インターネットの安全・安心ハンドブック」のPDFファイルや電子書籍版を無料公開している。同ハンドブックでは、身近に潜むサイバーセキュリティに関する脅威とその対策をイラストを交えながら解説しているため、こちらもサイバーセキュリティ月間に合わせて確認しておきたい。

「インターネットの安全・安心ハンドブック」