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IPA、学校の情報モラル教育などに活用できる教材の正式版を公開
2020年4月1日 20:00
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、インターネット安全教室などの指導者向けにこれまで提供していた試行版の教材を修正し、新たに正式版を公開した。ZIPファイル形式で提供されており、アンケートに答えることで解凍用のパスワードを入手できる。
同教材は「SNSとのつきあい方」「知っておきたい情報セキュリティ」など情報モラル・セキュリティに関するテーマを取り上げ、それぞれのテーマについて、小学1~3年、小学4~6年、中学生・高校生以上、保護者・一般といった受講対象区分を示しているのが特徴。インターネットの概要について解説する「オープニングスライド」、各テーマごとの「メインスライド」の2ファイルで構成されており、PDFやパワーポイント資料のほか、テーマによっては動画付きの教材が用意されている。
また、事象や用語に精通していない指導者でも講義できるように、指導ポイントや講義する上での基本的な知識についてまとめた講義要領も別途用意されている。
IPAでは、これらの教材を学校での情報モラル教育や、各種研修などにおいて活用されることを想定している。