東京都、「テレワークできるホテル」を募集、企業とマッチング、都心オフィスへの通勤を削減

　東京都は24日、「テレワークの促進に向けた宿泊施設利用拡大支援事業」を開始すると発表した。「テレワークの場を提供する宿泊施設と、自宅でテレワークを行うことが難しい社員などのテレワークの場を確保したい企業を募集し、それぞれの情報を把握してマッチングすることで、都内事業者におけるテレワークを促進する」としている。

　27日、テレワーク場所としての活用を希望する都内の宿泊施設と、社員のテレワーク場所として宿泊施設を活用したい都内の事業者について、それぞれ募集を開始した。後日、この事業に参加した宿泊施設を公開するウェブサイトを開設予定だ。

　企業の従業員が居住地付近でテレワークできる場所を提供する宿泊施設と、その利用を希望する都内の事業者をマッチングすることで、都心などの勤務地への移動を減らすとともに、宿泊施設の利用拡大を図るのが狙い。「STAY HOME週間」の取り組みの一環として実施する。