キヤノンMJ、サーマルヘッド採用のA4対応モバイルプリンター「BP-F400」

BP-F400

　キヤノンマーケティングジャパン株式会社（キヤノンMJ）は、キヤノン電子株式会社製の新製品として、A4サイズ対応のモバイルプリンター「BP-F400」を年11月中旬に発売すると発表した。

　BP-F400は、訪問先などのモバイル環境において、情報量の多いA4サイズの帳票を出力したいといったニーズに対応するモバイルプリンター。感熱紙を使用するサーマルヘッドを採用し、重量は580g、本体サイズは254×55×30mmというコンパクトサイズを実現。本体は角を丸めたデザインにより、バッグなどからスムーズに出し入れ可能にするとともに、持ちやすく滑りにくい指かけ形状とするなど、持ち運びやすさにも配慮している。

　1枚あたり5.7秒、300dpiの解像度で高速印刷を実現し、大容量・高放電バッテリーの採用により、2時間の充電で600枚の連続印刷が可能。サーマルヘッドの採用により10万枚の耐久性を実現し、インクカートリッジなどの交換の必要がない。また、用紙セットを容易にする折りたたみ式の給紙ガイドも標準装備する。

　端末との接続についても、Bluetooth接続、Wi-Fi接続、USB接続に対応し、Windows、Android、iOSの各端末から印刷ができる。

　BP-F400の価格はオープンで、市場想定価格は9万円（税別）。キヤノンMJでは、年間4000台の販売を目標とする。