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「Amazonビジネス」を利用するメリットとは? 「月末締め請求書払い」にも対応した法人・個人事業主向けEC

国内サービス開始から3年、理美容業界向け「ビューティーストア」も近日スタート

アマゾンジャパン合同会社の石橋憲人氏(Amazonビジネス事業本部事業本部長、左)と、北尾悠樹氏(消費財事業本部ビューティー事業部事業部長、右)

 アマゾンジャパン合同会社は19日、法人・個人事業主向けEC「Amazonビジネス」の概況について記者説明を開催した。その中で、理美容業界限定の「プロフェッショナル・ビューティーストア」を近日中に開始することを発表した。

「Amazonビジネス」は、買う側にも売る側にもメリット

 まず、Amazonビジネスの概況について、アマゾンジャパンの石橋憲人氏(Amazonビジネス事業本部事業本部長)が説明した。

 Amazonビジネスは日本では2017年9月に、法人・個人事業主の購買・調達専用サイトとして立ち上げられた。米国では2015年にスタートしていたものだ。もともと、個人向けECサイトが調達に利用されていたことに着目したのだという。

 通常の企業の購買活動においては、必要な商品を探して購買するための時間など「購買にかかるコスト」、品が限られることによる「金銭的なコスト」、経費清算や経理処理にかかる業務負担の「処理にかかるコスト」がかかる。それに対してAmazonビジネスは「現場の従業員が膨大な品ぞろえから、法人価格を含む求めやすい価格で購買できる」ことがメリットだと石橋氏は述べた。

「Amazonビジネス」のコンセプト

 現在、Amazonビジネスを利用する顧客は多種多様な業種に及び、ベンチャーから大手企業、公共まで幅広く利用されているという。

「Amazonビジネス」の主な顧客

 また、販売する側にとっても、24時間365日で全国の法人・個人事業主にアプローチできることや、請求や回収をAmazonが代行することで与信リスクが不要になるというメリットがあると石橋氏は説明した。

販売する側のメリット

 このAmazonビジネスの日本での3年間の歩みを石橋氏は紹介。2017年にスタートしたときには、日本の商習慣に合わせた月末締め翌月払いの請求書払いにも対応した。2018年には、有償会員制サービスの「Businessプライム」を開始した。2019年には、部署別請求書や、週末は配送しない設定などに対応した。

 そして2020年には、「新型コロナウイルス感染症対策 特設ストア」を開始。さらに今度新しく開始するのが、プロフェッショナル・ビューティーストアだ。

「Amazonビジネス」の3年間の歩み

業界限定で、1点から購買できる「プロフェッショナル・ビューティーストア」

 プロフェッショナル・ビューティーストアについては、アマゾンジャパンの北尾悠樹氏(消費財事業本部ビューティー事業部事業部長)が説明した。

 同ストアは、理容室や美容室、理美容師を対象に、業務用のヘアカラー剤やパーマ剤、シャンプー、トリートメント、ヘアケア、スタイリング剤、除菌・消毒・マスクなどを販売する。必要な商品を1点からでもオンラインで購買できる。北尾氏によると「現在出品しているところは、大多数が卸売事業者」だという。

「プロフェッショナル・ビューティーストア」
「プロフェッショナル・ビューティーストア」のサイト

 特徴としては、Amazonビジネスによる認証機能により、利用者を理美容業界に限定していることがある。ウェブ上から申請し、結果がメールで連絡される。このユーザーの限定機能は、「新型コロナウイルス感染症対策特設ストア」に続く2例目となる。新型コロナウイルス感染症対策特設ストアと同じく、健康への影響を考慮したものだという。

「Amazonビジネス」による認証機能

 北尾氏はそれぞれの業界から聞いた声を紹介した。購買側の美容室の声としては、少量で発注したいというニーズや、田舎だと商品のアクセスが限られるという声が挙げられた。

 また、販売事業者の声としては、全国に販路を拡大できることや、コロナ禍におけるEC化への期待、業界に限定して販売できること、マニュアル業務・データ管理・マーケティング分析などの業務効率化などが挙げられた。

美容室の声
販売事業者の声