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月額500円で「密」を可視化、「AI人数カウントサービス」をアトムテックが正式リリース
2千円台の格安カメラで混雑を把握、アプリで設定・管理
2020年12月2日 17:37
アトムテック株式会社は11月26日、店内などを撮影した映像内の人数をAIが算出し、混雑状況を判別するサービス「AI人数カウント」を正式にリリースした。月額料金は500円/台(14日間無料)。ネットカメラ「ATOM Cam」は1台2500円(税込)。
同サービスは2020年6月に発表され、無料提供のβ版テストを経て、今回正式に提供が開始された。3密対策として、小売・飲食をはじめとした店舗や宿泊施設、イベントなど人が集う場所での利用を想定している。
Wi-Fiに接続したATOM Camで撮影された映像から、5~15分おきに画像をAI分析サーバーに送信。その画像から人体を分析、抽出し、専用アプリに結果を戻す仕組み。
利用には、ATOM Cam1台以上、カメラ設置場所に2.4GHz帯のWi-Fi、無料のATOMアプリをインストールしたAndroid OS 8.0以上またはiOS 9.0以上のスマートフォンが必要。
アプリ内の指示に従いカメラのセットアップを行った後、AI人数カウントサービスを購入し、ATOM Camを設置、アプリで希望の設定を行う。
混雑状況は、入店(緑色)/警告(黄色)/停止(停止)の3段階で判別し、しきい値となる人数に加え、店名やメッセージなども設定可能。
タブレットなど別デバイスに混雑状況やQRコードを表示できる。表示されたQRコードを読み取るか、共有されたURLにウェブブラウザーで直接アクセスすれば、客など第三者でも事前に混雑状況の確認ができる。
また、広い空間やパーテーションで区切られている場所などでは、複数台のATOM Camを連携させ、人数の合計を表示することも可能。