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Wi-Fi電波の反射で室内を監視するホームセキュリティシステム「Hex Home」

 Origin Wireless Japan株式会社は、Wi-Fi電波の反射で室内を監視するホームセキュリティシステム「Hex Home」を発売した。端末はセットで1万8000円。月額980円(いずれも税込)の利用料が別途必要。

 Hex Homeは、Wi-Fi電波の反射の変化を解析して、室内の人や物の位置や動き、ベッドの中の人の呼吸までを検出できる技術「WirelessAI」により、不審な動きを通知する仕組みのホームセキュリティシステム。

据え置き型親機「Hex Command」(下)と、コンセント直挿し型子機「Hex Sence」(上)がセットの「Hex Home」

 端末は、据え置き型の親機「Hex Command」と、コンセントに直挿しする子機「Hex Sence」の2種類。1セットで60㎡程度の広さまで監視でき、単体では5000円(税込)の後者を追加して監視の範囲を拡張できる。

 同社では、カメラを使用しないため、プライバシーを侵害されるリスクなく監視できるとしている。

 検知モードは外出、警戒、在宅の3つあり、スマートフォンアプリから切り替え可能。在宅では監視を行わず、警戒モードでは通知のみでサイレンを鳴らさない。

 外出モードでは、住まいの様子を外出先から確認できる。ペットやロボット掃除機、扇風機がカーテンを揺らすような動きの検知を排除するAI技術は特許取得済みだという。通知用のサイレンは「侵入者を驚かせ、寝ている家族が目を覚ますほど」の大音量で、アプリから手動で鳴らすこともできる。

 Hex Senseはライトを備えており、前を通ると自動的に点灯するので常夜灯としても活用できるという。明るさはアプリから調節が可能。

 本体サイズはHex Commandが直径98mm、Hex Senseが直径55mm。高さは36mmで同じ。