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ケイワークス、水平ポップアップルーフ搭載ハイエースを明日(18日)から横浜キャンピングカーショーで初出展
車内のテレワークがもっと快適に
2021年9月17日 14:16
キャンピングカーの制作などを手がける株式会社ケイワークスは、9月18日と19日の2日間にわたりパシフィコ横浜で開催される「横浜キャンピングカーショー2021」に、ハイエースで初搭載となる改良型のエレベーター式水平ポップアップルーフ搭載キャンピングカーを出展する。
今回開発した水平ポップアップルーフは、同社のハイエースキャンピングカー ナローボディのモデルにオプションで装着可能となるもの。キャンピングカーのベースとして人気のハイエースだが、背の高いハイルーフモデルでは、車内空間は広くなるものの、全高の高さから停められる駐車場に制限があるなど、扱いにくさも伴った。この水平ポップアップルーフを使うことで、ミニバンサイズのナローボディハイエースの扱いやすさと、ポップアップルーフによる車内空間の広さを両立することができる。
また、車内でのテレワークといった、ここ最近急速に高まるユーザーの要望に応えるには、従来の片開きタイプのポップアップルーフでは、その仕組み上、前後どちらかに空間的な制約が出てしまい応えられなかったとのこと。その点、今回のエレベーター式水平ポップアップルーフでは、ルーフ部分が水平にポップアップし、車内全体が一定の高さで拡大されるため、よりゆとりある空間が実現可能になったという。
今回の改良モデルでは、天井にベッドマットを置いたままポップアップルーフの開閉が可能になったほか、ポップアップルーフを展開したときに、ベッドマットを畳んで側面に固定できるようになったことで、就寝時以外にも広々とした室内高を実現することができる。
テント生地には、ヨーロッパで軍用としても採用される耐久性と防水・撥水性を両立した帆布を使用。テント内の水蒸気を適切に外へ逃がすので、複数人数での就寝時に発生する結露のも抑えられるとのこと。
また、リチウムイオンバッテリーとソーラーパネルを組み合わせた、同社独自の「メビウスシステム」と連携でき、今の時代に合わせた遊びと仕事、さらには災害対策などにも活用できるモデルになっているという。