静岡・三島に空きビルを活用したコワーキングスペース 「ワーカーズリビング三島クロケット」 オープン、オープニングイベントも同日開催

　加和太建設株式会社と株式会社シタテは、静岡県三島市の空きビルを改修したコワーキングスペース「ワーカーズリビング三島クロケット」を10月23日にオープンする。また、同日にオフライン／オンラインでのオープニングイベントも開催する。

　同スペースのビルは地上3階、地下1階建てで、築60年になるという。コワーキングスペースを提供するだけでなく「家守（コミュニティマネージャー）」と呼ばれる人が仲介し、利用者と利用者、利用者と地域をつなぐことで、三島の楽しみ方や暮らし方、周辺アクティビティまで幅広い情報を提供するとしている。

　また、短期宿泊向けのレジデンスを備えていることも特徴。地方移住を考えている人に、まずは短期間で気楽に「三島暮らし」を体験してもらえるとしている。

　三島市は伊豆半島の付け根に位置し、駿河湾や富士山、伊豆半島にある観光スポットにも近い。東京からJR三島駅までは新幹線を利用して1時間弱ほど。同スペースはJR三島駅から徒歩10分の位置。

この地域ならではのアクティビティなどで「あそびに近い場所で働く」を後押しするという

　営業情報は以下の通り。

• 営業時間：10:00～18:00（家守滞在時間）
• 定休日：水曜日・日曜日（プランにより曜日制限なしで24時間利用可能）
• コワーキングスペース：19席
• 料金：ドロップイン 1100円 ／ 半日〜、月額会員 1万5000円／/ 月 〜、個別ブース会員 3万1900円 ／ 月〜 　その他 利用形態に合わせた多様なプランを提供

10月23日、現地でのアクティビティやオンラインでのオープニングイベントを開催

　同社は10月23日にオープニングイベントを4つ開催する。各回の内容は以下の通りで、現地で実施するオフラインのアクティビティと、オンラインでのイベントが含まれる。いずれも参加は無料で、事前登録が必要。

Session 1 自転車で湧き水を汲んで、コーヒーを淹れよう　～静岡県三島市で地元ガイドが案内します～

　11時〜12時に実施予定の、現地でのアクティビティ。シェアサイクル「ハレノヒサイクル」を利用して湧水を汲み、コーヒーを淹れる体験をする。

Session 2 地域と繋がる「旅」と「働く」　～ニューノーマルの「観光」を考える～

　14時～15時に実施予定。以下はオンラインでのイベントとなる。「地域の人と関わる」ニューノーマルな観光スタイルの実践者が登壇し、働く人にとっての新しい「旅」と「働く」を考える。

Session 3 ワーケーションへGO　～知っておきたかったこと、全部伝授！～

　15時〜15時50分に実施予定。三島でのワーケーション実践者とコミュニティマネージャーが登壇し、ワーケーションの「初めの1歩」を踏み出すためのヒントを紹介。

Session 4 「あそび」は「仕事」に良いらしい　～今始めたい、仕事に活きる「ローカルアクティビティ」～

　16時～16時50分実施予定。同スペースのコンセプトである「あそびに近い場所で働く」ことで、どのような影響があるか、「実際に思いっきりあそび、そのうえであそびからの学びを仕事に還元している」3名の登壇者が語る。