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札幌グランドホテル、プラス1000円で客室が「オフィス並みの高速通信環境」になる利用プラン
NTT東日本との実証実験で提供開始
2021年12月10日 14:56
株式会社グランビスタ ホテル&リゾートが経営する札幌グランドホテルと東日本電信電話株式会社(NTT東日本)北海道事業部は、ホテルの客室をテレワークルームとして利用できるオプションサービス「高速インターネット回線を体験!ワンランク上のテレワークプラン」の実証実験を開始した。期間は2022年3月31日まで。
ホテルの客室をテレワークルームとして利用するサービスが広がっているが、ホテルの利用者全体で同じ回線を共有している状況では、通信品質の確保が新たな課題になっている。今回の実証実験では、同ホテルの「コンフォートライトコートルーム(ダブル/ツイン)」3室に、専用回線として「オフィス環境と同等となる最新の高速通信環境」を導入。高速かつ高セキュリティな通信環境を整備することで、快適なテレワークルームとして利用できるようにしたという。
利用者は、コンフォートライトコートルームの通常の利用料金に1000円のオプション料金を追加することで利用できる。料金は、宿泊プランで1万800円、11時~20時の間で最大9時間まで利用できるデイユースプランで7380円。
対象の客室では、以下の通信サービスが提供される。
- 最大1Gbpsの通信速度と帯域優先機能に対応するインターネット接続サービス「フレッツ 光ネクスト プライオ10」
- Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、最大通信速度2.4Gbpsに対応するするビジネス向けWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン」
- 各種ネットワークセキュリティや障害対応などを提供するネットワークセキュリティ対策サービス「おまかせサイバーみまもり Professionalプラン」
- IPv6 IPoE方式によるインターネット接続環境
このほか、テレワークに適した大型のデスクやWeb会議用のLEDリングライト、無料で利用できるコーヒーマシーンも設置するという。