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札幌グランドホテル、プラス1000円で客室が「オフィス並みの高速通信環境」になる利用プラン

NTT東日本との実証実験で提供開始

 株式会社グランビスタ ホテル&リゾートが経営する札幌グランドホテルと東日本電信電話株式会社(NTT東日本)北海道事業部は、ホテルの客室をテレワークルームとして利用できるオプションサービス「高速インターネット回線を体験!ワンランク上のテレワークプラン」の実証実験を開始した。期間は2022年3月31日まで。

 ホテルの客室をテレワークルームとして利用するサービスが広がっているが、ホテルの利用者全体で同じ回線を共有している状況では、通信品質の確保が新たな課題になっている。今回の実証実験では、同ホテルの「コンフォートライトコートルーム(ダブル/ツイン)」3室に、専用回線として「オフィス環境と同等となる最新の高速通信環境」を導入。高速かつ高セキュリティな通信環境を整備することで、快適なテレワークルームとして利用できるようにしたという。

 利用者は、コンフォートライトコートルームの通常の利用料金に1000円のオプション料金を追加することで利用できる。料金は、宿泊プランで1万800円、11時~20時の間で最大9時間まで利用できるデイユースプランで7380円。

広々としたホテル客室で快適なテレワークを体験できる

 対象の客室では、以下の通信サービスが提供される。

  • 最大1Gbpsの通信速度と帯域優先機能に対応するインターネット接続サービス「フレッツ 光ネクスト プライオ10」
  • Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、最大通信速度2.4Gbpsに対応するするビジネス向けWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン」
  • 各種ネットワークセキュリティや障害対応などを提供するネットワークセキュリティ対策サービス「おまかせサイバーみまもり Professionalプラン」
  • IPv6 IPoE方式によるインターネット接続環境

 このほか、テレワークに適した大型のデスクやWeb会議用のLEDリングライト、無料で利用できるコーヒーマシーンも設置するという。

大型デスクやチェアなどを設備