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弥生の会計ソフト、アメリカン・エキスプレスとのAPI連携を開始

 アメリカン・エキスプレス・インターナショナルと弥生株式会社は、弥生の会計ソフトにおいて、アメリカン・エキスプレスのビジネスカードの利用明細とAPI連携を11月22日に開始したと発表した。

 これまでも、弥生会計からアメリカン・エキスプレスの利用明細の情報を取り込めたが、HTMLから決済の日付や金額を抜き出すスクレイピング方式を用いていた。しかし、同方式では、アメリカン・エキスプレスのID・パスワードを弥生会計に保存する必要があったり、明細のウェブサイトの変更により正確な値が取得できなかったりする可能性があった。

 今回開始したAPI連携による方式では、この問題は解消。弥生会計にアメリカン・エキスプレスのID・パスワードを保存する必要がなくなり、利用明細をデータで受け取るため信頼性が高くなる。

弥生の各ソフトウェアとアメリカン・エキスプレスがAPI連携するイメージ

 なお、アメリカン・エキスプレスのビジネスカードの保有者で弥生を初めて利用するユーザーを対象に、法人向け会計ソフト「弥生会計 オンライン」は2年間、個人事業主向け確定申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」は1年間、無料で利用できるキャンペーンを実施している。

 また、弥生にてアメリカン・エキスプレスのビジネスカードを利用すると、利用金額の20%・最大5000円のキャッシュバックが受けられる。期間は2023年3月31日まで。