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静岡県の3地域で1〜2月にワーケーションマッチングプログラム実施、費用の一部を県が補助

 静岡県は、県内の3地域(静岡市・南伊豆町・牧之原市)にて1泊2日の「静岡ワ―ケーションマッチングプログラム」を実施する。日程や内容は地域により異なる。

 本プログラムは、静岡県内への企業などのワーケーション誘致の促進を目的に行われるもの。観光施設やワークスペース・サテライトオフィスの視察をはじめ、各自治体の担当者や、地域で活躍する事業者との交流ができる。

 静岡市は1月24・25日、南伊豆町は1月26・27日、牧之原氏は2月7・8日の、それぞれ1泊2日での実施。各地域10人ずつの募集で、申し込みフォームからのエントリーを行う。1社あたり2人までの応募が可能だとしている。

 費用は現地払いとなるが、交通費、宿泊代、体験料、食事代が、1社あたり5万円を上限に県から補助される。申し込み締切は、静岡市と南伊豆町が1月9日18時まで、牧之原氏が1月30日18時までとしているが、募集人数に見たない場合は継続してエントリーを受け付けるとのこと。

静岡市のプログラム概要

 静岡市のプログラムは、1月24日にJR清水駅に集合し、25日に静岡駅で解散となる。ワーケーション施設の視察や地元の事業者・市職員との懇親会が予定されているほか、駿河湾に面した港町である用宗(もちむね)の視察も予定。海洋イノベーションを起こしたい企業、サイクリストをターゲットとしたおもてなし事業を展開できる企業などを期待しているという。

南伊豆町のプログラム概要

 南伊豆町のプログラムは、1月26日に伊豆急下田駅に集合し、27日に同駅で解散となる。サテライトオフィスやワークスペースの視察のほか、観光地として有名な石廊崎や下加茂地区も視察。空き家を活用した地域事業を展開できる企業、サテライトオフィスを開設して地元雇用を創出できる企業などを期待しているという。

牧之原市のプログラム概要

 牧之原市のプログラムは、2月7日に静岡駅に集合し、8日に同駅で解散。ワーケーション施設の視察のほか、茶園のお茶を体験するティータイムや静波スイングビーチの視察も行い、同ビーチのリゾートホテルに宿泊する。お茶やイチゴなど農業振興に興味のある企業や、サーフィンや観光振興に興味のある企業を期待しているという。