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トヨタ、新しいサブスクサービス「KINTO Unlimited」第1弾として新型プリウスを提供、受付開始

「進化」と「見守り」を加えて車の価値を維持

KINTO Unlimitedの第一弾に新型プリウス

 トヨタグループの株式会社KINTOは1月10日、自動車のサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」の対象車種第一弾として、トヨタ自動車株式会社が同日に発売したプリウス1.8Lモデル Uグレードの申込受付を開始した。月額料金は1万6610円(7年契約初期費用フリープラン)など。

 KINTOは、トヨタグループが展開するグローバルなモビリティサービスブランド「KINTO」を、国内で運営する会社。同社では従来より、保険や税金などの諸経費を月額料金に含めた自動車のサブスクリプションサービス「KINTO ONE」を提供していたが、「KINTO Unlimited」は、これにソフト、ハード両面のアップグレードサービス=「進化」と、コネクテッドサービス(トレーナーサービス、カーケアサービス)=「見守り」の2サービスを新たに加えていることが特徴だという。

新型プリウスのKINTO Unlimitedにおける月額利用料と、旧型プリウスのKINTO ONEでの月額利用料

 通常はサービス契約時から返却までの間に下がっていく車の価値を維持し、その分を月額料金の引き下げにあらかじめ充てることにより、KINTO ONEで同グレードの車を利用した場合よりも割安だとしている。具体的には、3年契約では月額に換算して6000円、率にして10%ほど。7年契約でボーナス加算ありの場合は、トータルの支払い金額が約50万円割安になるという。

 なお、KINTO Unlimitedで提供されるUグレードは、KINTO Unlimited専用に設けられたもの。パワートレインは一般向けのGグレード、Zグレードの新型2.0リッターエンジンではなく、ビジネス向けのXグレードと同じ従来型1.8リッターエンジンを搭載。電動モーターの出力も異なる。G/Zグレードは、KINTO ONEで提供されている。

Kinto Unlimited サービス解説動画