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「ScanSnap」を学生に無料提供するデジタル学習支援プログラムをPFUが実施

小学生〜大学院生個人のほか、学校や塾も対象

 株式会社PFUは、デジタル教材に関心のある学生にドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの製品を提供する「ScanSnapデジタル学習支援プログラム」を発表し、モニターの募集を開始した。募集人数は10人で、募集の締め切りは8月2日。

 同社では、学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラス株式会社と共同で、中高生に対してデジタル教材と紙教材の使い分けに関するアンケートを実施した。その結果、紙教材を扱っての学習では、持ち運びや勉強場所の確保に課題があることを確認したという。

 そのような背景から実施が決定した本プログラムでは、紙の教材をデジタル化できるScanSnapを学生(児童・生徒含む)に提供し、デジタル学習を支援する。対象は、タブレット、PC、スマートフォンなどを持っていて、デジタル学習を実施できる環境にある小・中・高校生や大学・や大学院・短大・高専・専門学校生、またはその家族、あるいはScanSnapを活用したデジタル学習を学校に導入希望する教師、学習塾に導入希望する講師としている。

 応募は専用フォームから、学校名や現在使っているデバイス、デジタル学習に関する質問、応募動機などを入力して行う。応募多数の場合は選考により決定し、モニターは、開始から約1カ月後、導入状況をヒアリングおよびアンケートの回答に協力することが求められている。

 提供される製品は「ScanSnap iX1600」「ScanSnap SV600」の2製品で、各5人ずつとなる。

 「ScanSnap iX1600」は、毎分40枚の高速読み込みが可能。PCやスマ―トフォンなしでクラウドサービスに直接データ保存ができる。とくに持ち運ぶ教材が多い人におすすめだという。

ScanSnap ix1600

 「ScanSnap SV600」は、本を開いて置くだけで読み取ることができ、本を開いたときにできる中央部のゆがみを自動的に補正してくれる。教材を裁断したくない人におすすめだとしている。

ScanSnap SV600