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未使用ドメイン名の更新管理をまとめられるサービス「GMOドメインストレージ」提供開始

 GMOブランドセキュリティ株式会社は9月13日、未使用のドメイン名の更新管理をまとめられるサービス「GMOドメインストレージ」を提供開始した。TLDや更新期限が異なるドメイン名でも、GMOドメインストレージにまとめることで更新回答が年1回で済むとしている。初回の契約期間は4年間で、初年度のストレージ費用(移管・更新費用)は無料、2~4年目は有償期間となりストレージの利用料金とドメイン名の更新費用が発生する。以降、利用継続は3年契約。具体的な料金は要問い合わせ。

 GMOドメインストレージで想定しているのは、企業名、商品名、ブランド名などに関する未使用のドメイン名の管理だ。こうしたドメイン名は、悪意がある第三者による“ドロップキャッチ”や不正使用などによるブランド毀損リスクもあるため、企業はその対策として、ドメイン名をあらかじめ取得するだけではなく、利用を終えたドメイン名も保有し続けることになる。このような事情もあり、GMOブランドセキュリティの調査によれば、企業が保有するドメイン名のうち約80%は未使用だという。

 また、これらのドメイン名は、異なる更新期限ごとに更新か廃止かを判断して回答しているため、担当者の手間と時間がかかることが課題となっている。GMOドメインストレージでは、ドメイン名の更新管理を“ストレージ”にまとめることで解決する。

 サービスを利用するには、まず未使用のドメイン名の種類や数によりストレージのサイズを決定し、ストレージを契約。必要であれば、ほかのレジストラからドメイン名を移管することで、未使用のドメイン名がGMOドメインストレージにまとめられる。これにより、それぞれのドメイン名の更新日がバラバラでも、更新回答はストレージ単位で年1回で済むようになる。

「GMO ドメインストレージ」の契約から更新までの流れ