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「緊デジ」ドメインが第三者に取得され無関係なウェブサイトが出現、経産省が注意を呼び掛け

 jpドメインで運用されていた「コンテンツ緊急電子化事業」特設サイトのドメインが第三者によって取得され、別のウェブサイトが運用されているとして、経済産業省が注意を呼びかけている。

 これは2011年に実施され、すでに終了している「緊デジ」こと経済産業省の委託事業「コンテンツ緊急電子化事業」の特設サイトと同じURLで、無関係なウェブサイトが運用されているというもの。同サイトはjpドメインで運用されており、期限切れによって第三者にドメインを取得されたものとみられる。期限切れのドメインを取得して訪問者をだます手口では、元のサイトとはかけ離れたデザインであることが多いが、今回のウェブサイトでは元ページをほぼそのままのかたちで復元し、ウェブサイトの更新履歴の最上段にさりげなくリンクを紛れ込ませるという手法により、更新履歴の一文をよく読まないとうっかりクリックしかねないのがミソだ。当事者である経済産業省からの呼び掛けが「アクセスしないよう、御注意ください」で済まされているのは、あまりにもお粗末と言えそうだ。