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IEEE 802.11ah対応で最長1km伝送可能なイーサネット無線コンバーター「RP-WAH-SR1/SR2」、コンテックが発売

 株式会社コンテックは12月12日、IEEE 802.11ahに対応したイーサネット無線コンバーター2製品を発売した。アンテナ付きの長距離伝送タイプ「RP-WAH-SR1」とアンテナのないコンパクトタイプ「RP-WAH-SR2」で、いずれも価格はオープン。

 本体底面に100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポート×1を備え、同製品で無線信号に変換、2台セットの親局(アクセスポイント)・子局(ステーション)間で送受信することで、最大1kmのデータ伝送を可能にする。オプションとして外部アンテナが用意されている。

 無線通信はIEEE 802.11(Wi-Fi Halow)に対応。Sub-GHz帯とも呼ばれる920MHz帯を利用し、最大伝送速度は13.5Mbps~150kbps。

 親局から最大4台の子局に接続可能。セキュリティ面ではWPA3に対応。動作環境温度は-20~60℃。電源は本体底面のUSB Micro-Bポートから供給する(給電用のケーブルなどは別売)。

 本体サイズは60×24.5×92mm(突起など含まず)で、RP-WAH-SR1のアンテナの長さは203mm。壁やDINレールに取り付けが可能で、DINレール取付用のブラケットとネジが付属する。