能登半島地震、被災エリアで自動車が通行できた道路をウェブ地図に表示開始～ITS Japan

ITS Japanの「乗用車・トラック通行実績情報」（画像は2024年1月1日21時時点のもの）

ITS Japanの「乗用車・トラック通行実績情報」（画像は2024年1月1日21時時点のもの）

　「令和6年能登半島地震」の発生を受けて、特定非営利活動法人ITS Japanが1月1日、同地震に対応した「乗用車・トラック通行実績情報」をウェブサイトで公開した。災害時に被災地域内外での移動の参考となる情報を提供することを目的としたもので、本田技研工業、パイオニア、トヨタ自動車、日産自動車、いすゞ自動車、UDトラックス、日野自動車の各社から提供を受けた匿名かつ統計的に作成された情報をもとに、石川・富山・新潟の一部を中心としたエリアについて通行実績のある道路をウェブ上のマップに表示している。

　なお、マップ上で通行実績があるとされている道路でも、通行できることを保証するものではない点に注意が必要だ。ITS Japanでは、通行止めの箇所については、通行実績がある場合でも通行しないよう呼び掛けている。また、実際の道路状況はマップと異なる場合があるとしており、国土交通省や警察、高速道路会社などの情報もあわせて確認する必要がある。