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熱海市とJTB、「意外と熱海 for Biz」でワーケーションや研修プランを紹介

 静岡県熱海市と株式会社JTBは、ビジネス利用向け新事業「意外と熱海 for Biz」の提供開始した。法人向けに、研修プログラムや宿泊施設、体験コンテンツなどの情報を発信していく。

 2013年から熱海市とJTB中部(当時)が個人向けに実施していた「意外と熱海」を、法人向けにリブランディングしたもの。「意外と熱海」では低迷していた宿泊客数がV字回復し、3か年経った2016年度には宿泊者数301万人を達成したというが、休日や繁忙期と、平日や閑散期との観光施設の稼働率の乖離が、次なる課題となった。

 そこで両者は、2023年10月に熱海市の交流人口および関係人口の拡大を目指す包括連携協定を締結。このたびの「意外と熱海 for Biz」の提供開始に至った。

 「意外と熱海 for Biz」では、法人向けの窓口として「『意外と熱海 for Biz』Service Desk」を開設し、熱海をフィールドとした研修プログラムや会議・研修会場、ワーキングスペース、宿泊施設、体験コンテンツの紹介・予約などをサポートする。また、公式サイトでも、ビジネスニーズに対応した情報を発信していく。

SDGs研修プログラム「海の豊かさを守ろう:海洋プラスチックゴミ問題を知る」(「意外と熱海 for Biz」公式サイトより)
社会課題解決の現場を体感する、越境学習型研修プログラム(「意外と熱海 for Biz」公式サイトより)