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ソフトバンク、Wi-Fi 7対応の5Gホームルーター「Airターミナル6」発売
2024年9月13日 06:15
ソフトバンク株式会社は、回線工事などが不要で「置くだけで利用できる」ホームルーター「SoftBank Air」の新モデルとして、Wi-Fi 7に対応した「Airターミナル6」を11月下旬に発売する。Wi-Fi 7対応したのホームルーターを取り扱うのは、国内の通信事業者(MNOに限る)では同社が初。
5GとWi-Fi 7に対応している。5Gの対応バンドはn77(3.4/3.5/3.7GHz)で、ミリ波(28GHz)には非対応。下り最大2.7Gpsの通信ができる(発表時点では山形県酒田市広野字大日塚の限定エリアでのみ提供中。順次拡大予定)。
Wi-Fiルーターとしては、Wi-Fi 7ことIEEE 802.11beに対応。最大通信速度は2.7Gbpsとされている。端末の最大接続数は128台。
MediaTek製の高性能チップセットを搭載。Wi-Fi 7が持つ特徴的な機能の1つである、複数の周波数帯の電波を同時に利用する「MLO」(Multi-Link Operation)により、端末との安定した通信ができるとしている。
バンドステアリングにより、1つのSSIDを設定すると、適した周波数帯の電波に自動で接続されることも特徴としている。また、同社が提供する「メッシュWi-Fi」サービスの親機としての機能も持つ。
有線LANポートは、ギガビット対応×2ポートを搭載。本体サイズは約103×103×225mm(幅×奥行×高さ)、重量は約1090g。
端末の価格は、一括払い時で7万1280円。ソフトバンク直営店またはオンラインストアで購入すると、月月割により月額基本料金から1485円が割り引かれ、48カ月間利用すると代金は実質0円となる。
対応の料金プランは、「基本料金 Air 4G/5G共通プラン」で月額5368円。
Airターミナル6の発売にあわせ、「Airターミナル6 デビュー割」と「Airターミナル6 機種変更サポート」の、2つのキャンペーンも実施される。
前者の「Airターミナル6 デビュー割」は、条件を満たしたユーザーの月額料金を418円割り引き、月額料金を48カ月目まで4950円にするもの。
後者の「Airターミナル6 機種変更サポート」は、既存モデル「Airターミナル5」から「Airターミナル6」へ機種変更した場合に、「Airターミナル5」の月々割(月額1980円)の残りの期間、「Airターミナル6」の月額料金からも1980円割引され、「Airターミナル5」の残りの支払いも実質的に免除されるもの。