ニュース

2.4GHz帯で5km伝送の長距離無線LAN、TP-Linkの屋外用ブリッジ「CPE210」国内販売へ。1万5000円

「CPE210」

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は10月18日、最大5kmの範囲をカバーできる屋外用の長距離無線LANブリッジ「CPE210」について、国内販売を間もなく開始すると発表した。市場想定価格は1万5000円。

 9dBi 2×2デュアル偏波指向性MIMOアンテナを内蔵しており、屋外でも安定した通信と、最大5kmの長距離伝送を実現。TP-Link初の2.4GHz帯に特化した長距離無線LANブリッジだとし、航空レーダーや気象レーダーの干渉を受けにくく、DFS(Dynamic Frequency Selection:動的周波数選択)を回避した運用が行えるという。

 無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/nと独自プロトコルのPharos MAXtream(TDMAモード)で、最大通信速度は300Mbps(IEEE 802.11の仕様に基づいた物理速度)。

 有線ポート(10/100Mbps)はパッシブPoE電源に対応。動作温度範囲は-40~70℃、防水性能はIPX5準拠で、6kVの雷保護にも対応する。本体サイズは224×79×60mm(幅×奥行×高さ)。無償で提供される専用ソフトウェア「Pharos Control」を使えば、ネットワーク内の全てのアクセスポイント(CPE)の状態を一括管理することも可能。