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Raspberry Pi財団が、ラズパイ5向けのAIアクセラレーターを発売、日本でも近日発売

26TOPS版と13TOPS版の2種類

 Raspberry Pi財団は、Hailo 8/8L AIアクセラレーター搭載のRaspberry Pi 5用の拡張基板「Raspberry Pi AI HAT+」2製品を発売する。日本では、株式会社スイッチサイエンスが近日中に販売開始の予定で、価格は26TOPS版の「RPI-SC1468」が2万350円、13TOPS版の「RPI-SC1430」が1万3310円。

 両製品とも、2024年6月発売の「Raspberry Pi AI Kit」のHATとモジュールが一体化した後継機。ホストであるRaspberry Pi 5が最新のRaspberry Pi OS上で動作している場合、Hailoモジュールが自動的に検出されるため、NPUがAIタスクに使用できるようになる。

 また、Raspberry Pi OSに組み込まれているrpicam-appsカメラアプリケーションはAIモジュールをサポートしているため、NPUを自動的に使用し、互換性のある後処理タスクを実行する。

SSD2製品、SSDと「Raspberry Pi M.2 HAT+」がセットになったキット2製品も発売

 「Raspberry Pi SSD」は、512GBと256GBをラインアップ。

 512GBの「RPI-SC1440」は1レーンの PCIe 2.0バス使用時、4KBランダム読み込み時に50000IOPs、4KBランダム書き込み時に90000IOPsの性能を発揮する。価格は8910円。

 256GBの「RPI-SC1439」は、1レーンの PCIe 2.0バス使用時、4KBランダム読み込み時に40000IOPs、4KBランダム書き込み時に70000IOPsの性能を発揮する。価格は6050円。

 また、上記のSSDと「Raspberry Pi M.2 HAT+」がセットになった「Raspberry Pi SSD Kit」も発売。SSDがはじめからRaspberry Pi M.2 HAT+にマウントされているため、開封後すぐにRaspberry Pi 5と接続可能。

 512GBのSSDを搭載した「RPI-SC1676」の価格は1万670円。256GBのSSDを搭載した「RPI-SC1675」の価格は8030円。