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エレコム、Wi-Fi 7法人向けアクセスポイント3製品発売、クラウド管理にも対応し5~7万円台のラインアップ

エレコムの法人向けWi-Fi 7対応アクセスポイントのラインアップ。左からWAB-BE36-S、WAB-BE36-M、WAB-BE72-M。いちばん右は販売中のWAB-BE187-M。

 エレコム株式会社は、Wi-Fi 7対応の法人向けアクセスポイント3製品を4月上旬より順次発売する。ラインアップと市場想定価格は、スタンダードモデルが2製品で「WAB-BE72-M」が7万6560円、「WAB-BE36-M」が6万500円、小型モデル「WAB-BE36-S」が5万2800円。

 3製品ともWi-Fi 7デュアルバンド対応で、有線LANは10Gbpsまたは2.5Gbpsと、PoE+(IEEE 802.3at準拠)に対応する。また、同社のアクセスポイント管理ツール「WEB-MAT」「WEB-MAT Lite」、クラウド管理サービス「アドミリンク」(AdminLink)による管理に対応する。

WAB-BE72-M

 WAB-BE72-Mは、接続台数の多さを特徴としている。最大通信速度は5GHz帯が5765Mbps、2.4GHz帯が1376Mbps。最大接続台数は512台(推奨256台)。有線LANポートは10GBASE-TとPoE+対応×1、2.5GBASE-T対応×1を備える。本体サイズは200×200×42mm(幅×奥行×高さ)で、重量は1.5kg。

WAB-BE36-M

 WAB-BE36-Mの最大通信速度は、5GHz帯が2882Mbps、2.4GHz帯が688Mbps。最大接続台数は256台(推奨128台)。有線LANポートは2.5GBASE-TとPoE+対応×1、1000BASE-T対応×1を備える。本体サイズと重量はWAB-BE72-Mと同じで、200×200×42mm(幅×奥行×高さ)、1.5kg。

WAB-BE26-S

 WAB-BE36-SのWi-Fiおよび有線LANのスペックはおおむねWAB-BE36-Mと同じで、最大通信速度は5GHz帯が2882Mbps、2.4GHz帯が688Mbps。最大接続台数は256台(推奨128台)。有線LANポートは2.5GBASE-TとPoE+対応×1、1000BASE-T対応×1を備える。違いは、ほか2製品が備える5GHz帯のDFS障害回避機能を持たないこと。また、PoE(IEEE 802.3af準拠)受電での動作にも対応する。

 本体サイズは145×145×40mm(幅×奥行×高さ)で、重量は0.6kgで、同社のWi-Fi 7対応法人向けアクセスポイントの中で最小。

 いずれも動作環境温度は0~50℃。壁/天井設置用の金具が付属し、ACアダプターは付属せず、別売りのアダプター「WAB-EX-ADP1」を利用可能。