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「子どもと青少年のデジタルウェルビーイングに関するイニシアチブ」、YouTube、コロコロコミックなど世界10カ国のメンバーが参画
2025年3月21日 06:00
YouTubeは3月19日、世界10カ国・数十社のコンテンツクリエイターやパートナーとともに「子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングに関するイニシアチブ」(Youth Digital Wellbeing Initiative)に参画したと発表した。
同イニシアチブはYouTubeの呼び掛けにより設立され、「若年層の生活にポジティブな影響を与える、年齢に適した質の高いコンテンツを開発・展開する」という共通のビジョンの実現を支援する。日本からは、ベネッセ(Benesse)、コロコロコミック(CoroCoro Comic)、日本サッカー(Japan Football Association:JFA)も参画している。
具体的な取り組みとして、「年齢相応の選択肢を与え、オンライン上の有害性から守ることで、子どもと青少年の可能性を拓く」および「子どもと青少年のウェルビーイングと質の高いコンテンツを推進する」の2点を掲げる。前者に関しては、発達ニーズを考慮したコンテンツの提供、そのための制限設定のほか、家族や保護者向けの教材やツールへの投資も行うとしている。
後者に関しては、子どもや青少年に適したコンテンツへのアクセスの支援に加え、有害コンテンツの影響に対する相談窓口の提供や保護施策の実施も含むとしている。