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「Google Chrome」セキュリティアップデート、危険度の高い脆弱性を修正

 Googleは1日、ウェブブラウザー「Google Chrome」のセキュリティアップデートを公開した。最新版のバージョンは「41.0.2272.118」。ユーザーには自動的に更新が適用される。

 アップデートでは、4件の脆弱性を修正。脆弱性の危険度は、4段階で最も高い“Critical”が1件、2番目に高い“High”が1件など。危険度“Critical”の脆弱性は、JavaScriptエンジンの「V8」およびGamepad API、IPC(Inter-process Communication)の複合的な不具合により、サンドボックス外でリモートコード実行が可能になるもので、報告者には賞金2万9633.7ドルが贈られる。

(三柳 英樹)