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MVNO契約数は1155万件、移動系通信契約数の7.2%がMVNOに

 総務省は16日、2015年12月末時点の電気通信サービス契約数およびシェアを公表した。

 携帯電話の契約数は1億5422万件で、前年比4.8%増。また、移動体通信の契約数における事業者別シェアは、NTTドコモが43.3%(前年比1.1ポイント増)、KDDIグループが28.9%(同0.5ポイント増)、ソフトバンクグループが27.8%(同1.6ポイント減)となった。

携帯電話契約数の推移
移動体通信の契約数における事業者シェアの推移

 MVNOサービスの契約数は1155万件と前年比29.0%増。移動系通信の契約数に占める割合は7.2%(同1.4ポイント増)。また、MVNOサービス事業者数は210社となり、初めて200社を上回った。

MVNO(MNOであるMVNOを除く)サービスの契約数の推移
移動系通信の契約数に占めるMVNOサービスの契約数比率の推移
MVNO(MNOであるMVNOを除く)サービスの事業者数の推移

 固定系ブロードバンドサービスの契約数は3761万件で、前年同期比2.8%増。そのうち、固定系超高速ブロードバンドサービス(FTTHおよび通信速度下り30Mbps以上のCATVインターネットサービス)の契約数は3093万件で、同5.3%増となった。

 固定電話の契約数は5588万件で、前年比0.6%減。IP電話の利用番号数は3777万件で同7.6%増。このうち0ABJ番号の利用数は3021万件で、同8.2%増。

固定系ブロードバンドサービス契約数の推移
固定電話の契約数の推移

(山川 晶之)