TP-Link、屋外対応2Kネットワークカメラ「TC90 KIT」発売。360°首振り可能でソーラーパネル付き

　ディーピーリンクジャパン株式会社（TP-Link）は、屋外用2K対応ネットワークカメラのオンライン限定モデル「TC90 KIT」の販売を、11月27日に開始する。市場想定価格は1万3800円。

　水平360°、垂直130°の首振り（パン・チルト）が可能。カメラの視野角は対角100.6°、水平84.4°、垂直44.3°。1/2.8インチプログレッシブスキャンCMOSを搭載し、最大2K/15fpsの映像を撮影可能。10.8倍のデジタルズームに対応するほか、スターライトセンサーとスポットライトを内蔵しており、夜間でもカラー映像を撮影できる。

　AIにより人物や動体を検知して、必要に応じてユーザーへの通知や、自動での追尾撮影を行える。そのほか、360°の範囲を設定したスケジュールで録画する機能、指定したポイント間を巡回する「パトロールモード」機能も搭載している。

　撮影したデータは、本体に装着する最大512GBのmicroSDカード（別売）、または有料のクラウドストレージサービス「Tapo Care」を利用して保存できる。

　ネットワークは、Wi-Fiの2.4GHz帯に対応する。専用のスマホアプリで映像の確認に加えて、カメラ内蔵のマイクとスピーカーを通じて双方向通話ができる。また、AlexaやGoogleアシスタントと連携でき、音声での操作も可能。

　カメラとソーラーパネルはIP65の防塵・防水性能を持つ。本体に6700mAhのバッテリーを搭載し、約45分間直射日光を当てることで、1日中稼働させるために必要な電力を確保できるとしている。

　本体サイズは、カメラが約130.88×116.09×84.06mm、ソーラーパネルが約173.4×120.4×15.7mm。