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0.0005lxの暗所でもカラー映像可能な新型ナイトビジョン搭載の屋内外対応ネットワークカメラ「VIGI InSight S445S」、TP-Linkが発売

 ティーピーリンク株式会社(TP-Link)は、「VIGI ColorPro 2.0ナイトビジョン」を搭載し、暗視撮影に特化した法人用の屋内外対応タレット型ネットワークカメラ「InSight S445S」を発売した。市場想定価格は5万4900円。

 VIGI ColorPro 2.0ナイトビジョンは、スポットライトなどを使用することなく、最低照度0.0005lx(ルクス。目安として、星明りの照度が0.001lxとされる)の環境でもフルカラー映像を撮影できることを特徴としている。スポットライトを使用しないことで、ライト周辺を飛び回る虫による不要なアラートや、消費電力を抑えられるという。

VIGI ColorPro 2.0ナイトビジョンで撮影した映像のイメージ

 ColorPro 2.0ナイトビジョンでも対応できない環境では「LightProナイトビジョン」が利用できる。通常時は赤外線を利用してモノクロ撮影を行い、人物や車両を検知した際には白色LEDを点灯させ、警告を発するとともにフルカラー撮影を行う。

 1/1.79インチのプログレッシブスキャンCMOSセンサーを搭載し、最大2688×1520ピクセル/30fpsの動画を撮影可能。撮影した動画は、本体のスロットに装着したmicroSDカード(最大512GB)に記録する。

 「VIGI AI検知テクノロジー」による人物や車両の絞り込みや分類、「SmartVid 映像補正テクノロジー」による映像の補正機能を搭載する。

 本体サイズは111×111×81.4mm、重量は0.55kg。

利用シーンの例