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TP-Link、首振り機能で360°見渡せる屋外用ネットワークカメラ「Tapo C660 KIT」を発売

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、首振り機能を搭載したソーラー給電の屋外用ネットワークカメラ「Tapo C660 KIT」の販売を、6月25日にAmazon.co.jpで開始する。販売価格は2万2800円。

 水平360°、垂直90°の首振り(パン・チルト)機能を搭載している。AIによって人物・ペット・車両などを検知し、カメラが対象を自動的に追尾する機能に加え、あらかじめ設定したスケジュールで周囲を見渡す「パトロールモード」にも対応する。

 1/2.7インチプログレッシブスキャンCMOSを搭載し、最大4K/20fpsの映像を撮影可能。18倍のデジタルズームに対応しており、人物の動きや車両のナンバーなども細部まで確認できるとしている。スターライトセンサーとスポットライトを内蔵しており、夜間でもカラー映像を撮影できる。撮影したデータは、本体に装着する最大512GBのmicroSDカード、または有料のクラウドストレージサービス「Tapo Care」を利用して保存できる。

 ネットワークは、Wi-Fiの2.4GHz帯と5GHz帯に対応する。専用のスマホアプリで映像の確認に加えて、カメラ内蔵のマイクとスピーカーを通じて双方向通話ができる。また、AlexaやGoogleアシスタントと連携することで、音声での操作や自動化設定が可能となる。

 カメラとソーラーパネルはIP65の防塵・防水規格に対応する。本体に10000mAhのバッテリーを搭載し、ソーラーパネルでの充電は、約45分間直射日光を当てることで、1日中稼働させるために必要な電力を確保できるという。別売のACアダプターによる給電にも対応する。

 本体サイズは、カメラが約185×147×75mm、ソーラーパネルが約173.4×120.4×15.7mm。