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動画配信サービス「バンダイチャンネル」、不正アクセスによる会員情報漏えいの可能性を発表

 株式会社バンダイナムコフィルムワークスは11月19日、同社が運営する動画配信サービス「バンダイチャンネル」への不正アクセスにより、意図しない退会処理と、会員情報の漏えいが発生した可能性があるとして情報を公開した。

 同サービスでは、11月4日に意図しない退会処理が行われる障害が発生し、情報を公開していたが、11月6日に、同障害が不正アクセスによる可能性が高く、情報漏えいの可能性もあるとして、サービスを一時停止していた。今回の発表では、不正アクセスにより漏洩した可能性がある情報の詳細と、状況報告として、原因究明と改善対策を進めており、サービス再開までには時間を要する見込みである旨を発表している。なお、ランサムウェアによる被害でないことは確認できているという。

 漏えいの恐れがある個人情報は以下の内容。ログインパスワードやクレジットカード番号などの不正決済に利用できる情報は含まれておらず、現時点では漏えいした個人情報を悪用した二次被害は確認されていないとしている。

  • メールアドレス
  • ニックネーム
  • バンダイナムココイン残高情報
  • 選択した支払い方法

 同社は、漏えいしたメールアドレスを悪用し、「なりすまし」や「フィッシング詐欺」などの迷惑メールが送信される可能性があるとして、注意を呼びかけている。

 また、サービス再開時期は未定だが、サービス停止期間中の料金は発生しないよう対応するとしている。