bit.lyがセキュリティ強化、VeriSignやSophosなどと追加提携


 米bit.lyは11月30日、同社が提供している短縮URLサービスのセキュリティを強化するため、新たにVeriSign iDefense IP reputation service、Websense Threatseeker Cloud service、Sophosの3つのセキュリティサービスと提携したと発表した。

 VeriSignは、URLやIPアドレスのブラックリストによってマルウェアを探知する。Websenseは、Webコンテンツのリアルタイム解析によってマルウェアやフィッシングサイトを発見、Sophosはビヘイビア解析によってマルウェアなどを発見する。

 bit.lyはすでにGoogle Safe Browsing、SURBL、SpamCopというサービスと提携し、スパム/マルウェア対策を行っていた。今回の追加対策によってセキュリティはさらに強化されることになる。

 bit.lyの短縮URLサービスは、TwitterやFacebookなどで頻繁に使われている。しかし、URLが明示的に見えないためにフィッシング詐欺などに悪用される危険性は高く、ユーザーが十分な注意を払いながらも、その危険性が指摘されていた。

 bit.lyでは、短縮URLの最後に「+」文字を追加することによって事前に詳細情報を確認したり、プレビュープラグインをダウンロードして利用するようにユーザー勧めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/12/1 13:18