欧州におけるIEのシェアが63.6%に低下、ADTECHが調査


 独ADTECHの英国支社は7日、欧州における2009年第4四半期のWebブラウザーシェアを発表した。Internet Explorer(IE)のシェアが減少した一方で、Firefoxが増加するなどの傾向が見られた。

 最大のシェアを占めたのはIE7の36.4%で、次いでFirefox 3の25.6%、IE8の17.6%だった。

 IE6~8までを合計したIEのシェアは63.6%。第1四半期の67.7%に比べて4.1ポイント減少していることになる。これに対して、Firefox 3のシェアは23.0%から2.6ポイント増加している。なお、Firefox 1~3までを合計すると、25.3%から26.7%へ1.4ポイントの増加となる。

 他のブラウザーについては、Google Chromeは1.0%から2.8%へと1.8ポイント増加、Operaは1.4%から1.7%へと0.3ポイント増加、Safariは2.6%から3.6%へと1ポイント増加、iPhoneは0.2%から0.3%へと0.1ポイント増加した。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/1/8 11:53