米Microsoft、Androidアプリ「Microsoft Tag Reader」提供開始


「Microsoft Tag Reader」の仕組み(Microsoft Tag公式ブログより画像転載)

 米Microsoftは3日、同社製のアプリケーション「Microsoft Tag Reader」をAndroid Marketにて公開した。

 Googleが推進するプラットフォームであるAndroid向けに、Microsoftがアプリケーションを提供することは興味深い。ただし、Microsoftはすでに、AppleのiPhone向けに「Seadragon Mobile」や「Bing」アプリなどを提供している経緯がある。

 「Microsoft Tag Reader」は、Microsoft Researchが開発した技術を基にした、一種のバーコードリーダーだ。このバーコードは「Tag」と呼ばれており、色付けされた三角形を組み合わせたコードの中に、URLや文章などの情報を埋め込むことができる。一般的には、日本で使用されている2次元コードに似たものと考えられている。

 なお、Microsoft Tagは、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、トルコでのみ使用でき、他の国での使用はサポートされていない。

 Microsoft Tag Readerは、Windows Mobile、iPhone、BlackBerry、Symbian S60、J2MEプラットフォーム向けに既に公開されていた。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/3/5 12:01