ニコ動ユーザーの4割弱がラジオ聴く人、「radiko」認知率は2割強


 ニワンゴは、「ニコニコ動画(9)」のユーザーにおけるラジオの利用状況などについてのアンケート調査の結果を発表した。調査は13日夜に実施し、6万6218件の回答を得た。

 AMやFMの地上波ラジオを聴くとした層は37.7%(「よく聴く」14.3%と「たまに聴く」23.4%の合計)で、聴かない層が62.3%(「めったに聴かない」23.4%と「まったく聴かない」38.9%の合計)だった。

 関東・関西地区の地上波ラジオを放送と同時にインターネット配信する実証実験「radiko」については、77.1%が「知らない」と回答。「知っているし使ったことがある」としたのは6.5%にとどまり、「知っているが使ったことはない」の16.4%と合わせても認知率は22.9%だった。

 「radiko」のサービスが全国に拡大した場合、聴いてみたいとする層は40.0%(「非常に聴いてみたい」16.9%と「やや聴いてみたいと思う」23.1%の合計)で、聴いてみたいと思わないとする層の38.0%(「あまり聴いてみたいと思わない」15.1%と「まったく聴いてみたいと思わない」22.9%の合計)をわずかだが上回った。


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(永沢 茂)

2010/4/14 18:51